NSU TTS Racing
この車は1968年式、生まれながらのレース仕様です。
まずはオリジナル1000TTSのことですが、同時に1200TTが存在していたのに1000cc以下のホモロゲーションのために生まれました。
ソレックスツインチョーク40パイを2個搭載し、カムやヘッドの変更、もちろん高圧縮でセミレーシングで発売となりました。
オリジナルは13インチホイールですが12インチのオプションも存在し、それによって多少車高が下がりギア比もローになります。
そのまんまヒルクライムやジムカーナ、ラリー、ノーマルカーレースに参戦したそうです。
テールリッドが10cmほど持ち上がって、隙間から40mmのキャブが見えてるのがトレードマークです。
この車はこの時代から本格的なレーサーでG2仕様です。
ボアサイズは999ccでG2いっぱいまでの仕様です。
圧縮は11.5、レース仕様のハイカム、ポート拡大、レースクランク、コンロッド、フライホイール、タコ足、レースサス、軽量化等などの結果8300回転で114馬力までチューンされています。
2005年シーズンではヨーロッパヒストリックカーG2 1000cc以下クラスに参戦し、オランダよりOH後に届きました。
少々乗りましたが剃刀のような切れ味です。
早くサーキットに持ち込みたいです。
ttsは1968、69、70でクラス優勝を数知れず勝ち取ってます。
あのフランコルシャンスパ24時間でも!