1949年パナール ディナX
このディナは初期型でエンジンは608ccで28馬力!
たったの28馬力・・しかし、この時代600クラスだと16馬力とか18馬力 とかです。
このエンジンがいかに挑戦的画期的なエンジンだったのか・・・
フラットツイン・総アルミ・ヘッドシリンダー一体(びっくり)・ローラーベア リングなどなどすべてが特異な技術!
ボディーも徹底的に軽量化し いっさいがっさいアルミ・・鉄をほとんど使用し ていない徹底ぶり・・
フラットツインのおかげでFFでもオーバーハングされた 部分が短く 
軽量にできてるので可能にしたハンドリング・・ ビックリしたのは非常にクイックなラックアンドピ二オンのステアリング機構!
ちなみに 昔の軽自動車のようなリム型ホイールもすでにアルミを使用!
じつは私は600モデルには乗ったことがありません。
最高速110kmのパ ナール最小エンジン そしてこの画期的フラットツインの初期設計に早くのって みたいです。
今回のディナは、フランスの老人が永年もっていたもので数年かけレストアされ たそうです。
自動車引退で手放すことになったものです。
4月ごろ入港しそうです